ブログを読んでいただいている方は御存知かもしれませんが、私は大学時代を長崎で過ごしました。
8月9日 長崎
とくると、原爆の話になってしまうわけですが…
大学時代は教育学部にいながら、平和教育について熱心だったというわけではありません。
ただ・・・涙が流れるんです。
長崎に行く時に、もっとも行きたくない場所が平和公園です。
行こうと思っただけで気分が重くなります。
でも、私にとっては行かなければいけない場所。
毎回、自分の目で歴史を見ようとするのですが…やはり涙が止まらなくなります。
原爆資料館も一度も最後まで正視できたことがありません。
多くの人が一瞬のうちに命を失ったという歴史の重みを正視できるほど…自分は強くないのだと思います。
戦争を絶対悪としたことで、原爆を落とされて無差別大量虐殺をされたにもかかわらず、戦後の日本人は誰も恨まずにすみました。
これは素晴らしいことだと思います。
ただ、近現代史のあり方はもう少し考えなければいけないとも。
インターネットを開けば、様々な情報が手に入ってしまう時代。
子どもたちが何を本当と感じるのか。
8月9日に思うことです。