もう10年ぐらい前、明光義塾の教室長をやってました。
約3年半の期間、100名を超える教室を運営させていただきました!
現状と最も違うのは、当時は「教えることは大学生のアルバイト講師の仕事」でしたが・・・
現在は、「自分ひとりでほぼ全教科を指導している」ことでしょうか。
そういった点を踏まえて
今日はアルバイト講師のメリットとデメリットについて少しお話したいと思います。
まず、メリットとしては
①受験知識が新しい。
②生徒に年が近い。
③間に講師が入ることでワンクッションおける。
逆にデメリットは一言で言うと
人による
ということです。
人間ですので生徒や教室長と「合う・合わない」というのは、どうしても出てきますし、指導の知識・方法を教えることはできても、その講師が本来持っている責任感やキャラクターを変えることはなかなか難しい問題です。
講師からしてみれば「数あるバイトの中の一つ」という位置づけも忘れてはいけません。
そして、何より現状の私が掲げる
「(小)中高一貫教育」には学生のアルバイトは“向かない”
という点があります。
仮に小学校5年生から当校に通われるとして大学入試までのスパンは8年。
これは大学生の入学から卒業までの基本的なスパン(4年)2回分ということになります。
これでは
「中学校入学から大学受験まで一人の教師が指導する」
という私立の中高一貫校最大のメリットを得ることができません。
そういった意味で
「アルバイト講師に指導を全て任せるわけにはいかない」
というのが私の現状(のやり方)での結論です。
とはいえ、良い教室長がいて良い講師がそろっていれば問題はありません。
事実、自分がやっていた時の教室は
「良い講師・良い同僚・良い上司。そして、良い生徒・保護者様」
全てに恵まれて最高だったと思っています♫