合格というと成功、不合格というと失敗のイメージがあります。
しかし、これらはテストを受ける瞬間に決まるものなのでしょうか?
私にはそうは思えません。
生徒自身が正しい選択を繰り返すことの積み重ねが合格という結果であり、正しくない選択の結果が不合格。
つまり、今、この瞬間にも合格と不合格はせめぎあっているといえます。
日々の学習でどれだけ自分の×を〇に変えているか?
自分の間違っているところを解決せずに
これだけの時間頑張ってる
とか
これだけの量やった
とか
それだけで自身の学習を評価していませんでしょうか。
あえて厳しい言い方をすれば
それは、ただの自己満足です。
反問すれば
その学習時間で、何問問題を解いて何問正解だったのか?
いつまでにどれだけやらなければいけないものの、どれだけの量をやったのか?
計画より具体的に早いのか、遅いのか?
間違っている問題は、いつやりなおすのか?
一度でできるようになるのか?
それとも二度三度やらなければいけないのか?
それに必要な時間は計画されているか?
計画されていなければ、どこに時間をつくるのか?
そして、ここが一番重要ですが
それで合格できるのか?
前述した「これだけの時間頑張ってる」や「これだけの量やった」という
相対的な基準(身近な友達や過去の自分の経験)
ではなく
合格するための絶対的な基準(過去5~10年分の合格者平均点など)
から逆算するという視点が大事だと思います。