さて、モチベーションの続きですが
もう8年ぐらい前ですかね。
当校の卒業生にストレスがかかるとブツブツ呟いている生徒がいました。
物理のリードαを3周させてた時だったので、精神的にもきつかったのでしょうね。
あとで訊くと
「For九大 For九大 For九大」
と、唱えていたそうです。(最終的には首都大学東京に行きましたね。元気にしてるかな♫)
ここで私がお伝えしたいのは
今、あなたが見ているのは
『ぶつかっている壁』か?
それとも
『壁の向こう側』なのか?
ということです。
これは私自身のストレスチェックとして行っている方法でもあります。
自分の調子が良くないと思うと私は具体的な事象を紙に書き出します。
これがイヤだ、あれがイヤだ、それも、これも・・・
基本的にポジティブな性格ですが、嫌なことやストレスはあります。
生徒をお預かりする時点で、責任は重く、失敗は許されません。
当然それらはストレスですが、多くの社会人は「仕事ってそんなものだ」と割り切っていると思うんです。
割り切る。
それだけでもセルフモチベートしていると言えるような気もするのですが
もう一歩進んで、楽しく勉強(仕事)をするためには
壁の向こう側を見ることですね。
今、こんなにきつい
ではなくて
それを超えるとどうなるのか?
どんな楽しいことが待っているのか?
前述の
「For九大 For九大 For九大」の呪文には、そんな意味が込められていると思うのです。
壁を見て口から出てくる言葉は
言い訳・中傷・自己嫌悪
壁の向こう側を見て出てくる言葉は
希望・勇気・自信
私自身、ストレスチェックで壁を見ていると感じる場合は
紙を裏返し、裏に壁を超えたらどうなるということを書き込みます。
具体的な方法論は、そのあとで。
ネガティブな気持ちで考えた方法とポジティブな気持ちで考えた方法。
同じものを最終的に選択するとしても、それは全く違うものだと思うのです。
最後に。少しだけ自分のストレスチェックを。
朝早く起きたくない→でも、早起きを習慣化すると時間ができる→時間ができたら子どもと話ができる→朝ごはんも一緒に食べられる→妻にもコーヒーの一杯淹れてやれる→家庭円満→幸せ。
みたいな感じですかね。
夜遅くまで仕事をしていますので、早起きは辛いですが、家庭円満→幸せという目標のためなら・・・
この壁超えられる!!
単純と思われるかもしれませんが、思考は『癖』みたいなものです。
ポジティブな思考も人から与えられるものではなく、自分で身につけていくものです。
自分にはできないと思われた方。
えーと・・・まだ壁見てませんか?
「壁の向こう側を見る」
それがセルフモチベートの第一歩です。