春期講習に向けての保護者面談で、お話に上がったのが
LINE
の話。
SNSは非常に便利なツールだとは思いますが、同時に大きな問題もあります。
特に最近では部活動の連絡がLINEで流れてくるという話も聞きますので、避けて通ることが難しい問題でもありますね。
当校の生徒でも、ほぼ100%なんらかのSNSを連絡ツールとして使用しているようです。
メッセージが届くと返さなければいけないという作業。
私にとっては非常に面倒くさいですし、何度かやり取りをすると・・・
電話をかけてしまいます(笑)
とはいえ、世界が狭い子ども達にとっては大事なコミュニケーションツール。
むしろ、生徒と話をしていて驚いたのは
「既読をつけずに内容を読む方法」をほとんど知らなかったこと。
いやいや、検索したら簡単にわかるやんと思いましたが
そういったことはスマホを持っていても検索しないようですね。
便利なツールが先行して知識が追いついていく。
人間の歴史はそういったことの繰り返しなのかもしれませんが。
私から保護者様に提案したのは
①本人も大変そうなので9時以降はスマホは保護者様に預ける
②そういう家庭内でのルールができたことを本人が友人に周知徹底させる
という2点。
友達との関係もあり、多くは「もう本人の力では止めることができない」ので、親の力という言い訳を作ってあげることが大切だとお伝えしました。
その後、生徒とも話をしましたがホッとしているように感じました。
ルールや強制力は自由を侵害するものだと(特に若いうちは)考えがちですが、みんなが快適に過ごすためにルールは存在しますし、強制力は自分では変えられないものを変えるために必要なものだと思います。
お互いを尊重することが最も大事な前提条件ではありますが、過度の自由は、かえって不自由を生み出すこともあります。
当校では授業中のスマホ当然禁止です。
そしてそこには
「予備校に行ってたから」
と生徒がSNSから離れる言い訳に使っている実態も存在します(笑)