では、学習における非言語化って何でしょう?
例えば現代文・古文や英語の文章を読むこともそうではないでしょうか?
ちょっと自論が強すぎるのは先に謝っておきます。
文章を読んだとき、その言語情報を「感じる・読み取る」という行動は言語をイメージ化(非言語化)するものであると考えます。
イメージ化されたものは、映像であったり、自身の記憶の中の触覚や嗅覚を刺激する類似体験や感情であったりするわけですが、英語の長文が苦手な子は、英語を訳す過程で日本語で頭がいっぱいになります。
英語→日本語→イメージとなるはずが、英語→日本語で止まってしまう。
これは言語を非言語で捉えることが苦手であるために起こることで、「英語がわからない」という抽象的な言葉の一つの要素です。
イメージ化がうまくできていないところに原因があるため、古文でも現代文でも同様に起こりえます。
学校の「和訳」を重視してきた指導にも原因はあると思いますが、視覚から得られる過剰の情報がイメージ力に影響しているように感じます。
例えば、テレビのバラエティ番組。一度音を消して見て下さい。
面白いか面白くないかは別として、ほとんど内容はわかると思います。
オチや大事な発言では日本語字幕(テロップ)が出てますから。
次にインターネットやSNS。
今、読んでいただいているように「読むこと(見ること)」がメインのメディアです。
しかも、時間の制限を受けずに自分のペースで読み取ることができる。
あるいは、理解できるまで繰り返し読み理解することができる。
だから、子供たちが夜遅くまで見てしまって、寝不足になったり、生活習慣が崩れたりするんですが。
では、改善するために何が必要でしょう。
1番は子供(保護者様)とたくさん会話すること。
難しいと感じることも話してみれば、どれぐらいの知識や理解力があるのかわかるかもしれません。
子供の年齢が低ければ「読み聞かせ」も非常に効果的です。
読書が良いのはもちろんですが、一番身近なのはラジオかと思います。
ラジオは視界を奪われずに情報を入手できる。
つまり「聴解力&イメージ力」全開のメディアです。
しかも、番組が多様で趣味や好きな事柄を探しやすい。
読書もそうですが好きなことから入ってほしいですね。
ラジオと限定しているわけではなくポッドキャストやオーディオブックでも、もちろんオッケーです。
高齢化の影響か関西ではラジオを聴く人が増えているとか。
私自身も政治や経済のニュースはラジオやポッドキャストから入手することが多いです。
サッカー情報はYoutubeから。これは動画ですが耳メインで聴いています。
えーと、、、申し上げにくいんですが、本当は数学の文章題を非言語化(図表化)して解くという記事を書きたかったのですが、書き始めたら別のことを書いてしましました。
ということで、また、明日(笑)