高3・浪人生向けAO・推薦入試対策【大学入試】

最初に。

私は推薦入試肯定派です。

コロナの影響が大きいと言われる高校3年生ですが、実は高1・高2よりも状況は悪くないように感じます。

入試までやり切ってしまえばいいので覚悟も思考もシンプルになるのではないでしょうか。

 

地方の公立校によっては、推薦入試は邪道、実力のある生徒は一般入試と考えられるところが現在でもありますが、私はそうは思いません。

 

私が考える推薦入試の利点を以下に3つ上げます。

①大学の長所、入学後の行動の明確化

②受験機会の増加、ウォーミングアップ

③早期決着

 

①②③について説明する前に、まず基本的なことを。

生徒って結構わかってないことが多いです(苦笑)

受験生だから自分で考えているはず…というのは大きな落とし穴です。

お子様を信じるなと言うのではなく、リスク管理をするのが大人の役目だと私は思っております。

暇さえあればスマホを触っているお子様もいらっしゃると思いますが、情報収集や検索の仕方は個人差が大きいですので、意外なほどピント外れな検索をしていたり…そもそも全然してなかったりと個人差が大きく出ます。保護者様がよく仰る「一生懸命感が伝わってこない」のも本人なりには真面目にやってるつもりなのですが、そのレベルが低すぎる、あるいはベクトルが違い過ぎるケースが多いですね。

 

俗にいう思春期をこじらせたテンプレートな言動

「自分はやってる、自分はわかってる、親はわかってない、口出ししないで。」

 

その他にも出願締切が迫ってくると

「Web出願のやり方がわからなかった(何もしていない)」

「明日までに受験料入金しといて」

「写真ってどこで撮ればいいの」

「Web出願に使う写真のデータってどうすればいい(知らない)」

「Web出願のパスワードが送ってこない(ドメインの着信拒否)」

「出願書類を書き損じた(予備が無い)」

「志望理由これでいいかな(今、聞く?)」

などという恐怖の発言が飛び出す場合もあります。

 

あとはシンプルに字が汚い。

調査書をギリギリに頼む。

これも要注意。時間かかります。

 

推薦入試の場合、進捗が明確な数字で出てこないので、保護者様がよくわからないままタイムリミット(出願できないというケースはほぼ無いですが、とんでもない質の低いものを提出するケース)を迎えてしまうこともあります。

 

価値観が違う、報連相が遅い。

これは入試に関わらず親子トラブルの大きな要因ですね(苦笑)

 

この価値観が推薦入試を通して変わってくることが、その後の入試、あるいは人生に大きな意味を持つのです。

 

言うまでもないことですが、推薦入試は本番です。

しかし、例えば中高一貫の生徒は入試というものから6年離れています。

入試という基準で考えると小6の時にやって以来、とても久しぶり。

しかも、それが人生をかけた大学入試。

 

今までうやむやにしてきたところが、勢いよく噴出します。

 

まず、計画性。

結果や締切から逆算して計画を立て、今、何をやらなければいけないか。

新型コロナ感染の可能性のある今、2週間程度の余裕を持った計画が非常に大事になります。

あとは学校の先生のスケジュールをおさえること。

学校の先生はとても多忙です。出張や会議もあります。

いつ自己推薦書や願書を添削してもらうのか最初の段階でアポイントを入れておいた方が良いでしょう。

期限が迫っているので今日書いたから今日添削してくれと言われても対応するのは難しいと思います。

 

最初に先生のスケジュールをおさえてしまうことで自分の行動もそこに向かってやらざるを得なくなります。

また、最低でも往復2日はかかると思っておけばストレスもかからなくなります。

先生の添削が遅い。いえいえ自身のスケジュール管理が甘いのです。

 

計画性(時間を守ること)や約束を守ることは価値観のベースにあるものだと思います。

言い換えると「相手を尊重する」ということになりますかね。

 

次に報連相。

親に聞いてもわからない。あるいは保護者様が見てもわからない。

本当にそうでしょうか?

 

出願書類は書類です。

書類の良し悪し、例えば字が汚いとか、何を書いているのかわからないとか、自分の書きたいことだけを書いていて質問からずれているとか、見ればわかることは多々あります。

親の経験値をなめてもらってはいけません。自分ではわからなくてもネットワークもあります。

両者ともにただの固定観念、あるいは苦手なことをやりたくない、ぶつかりたくないという優しさの表れではないでしょうか。

 

3人寄れば文殊の知恵と言います。

完璧な正解を求める・与えるということではなく、正解でなくても話が進めば、広がればそれでいいのです。

親の力も友達の力も全部自分の力です。

人生かかった入試に全力で臨むというのなら、文字通り全ての力を使うべきです。

困ったときに親や友達の力も借りれないようなお子様では…大学生活が心配です。

 

簡単なことでも難しいことでも、余裕があるうちに相談してくれる・頼ってくれるようになれば…結局、最後に無茶ぶりされるより遥かにましです。

 

さて、ここまで読んでみて、そんなきれいごとではないんだよ。

だって相談してくれないし、何やってるかよくわからないし、急には変わらない…と思われた方いらっしゃると思います。

 

それでは、私にご相談ください。

計画立案、自己推薦書作成、想定問答作成、プレゼン資料作成、ブラッシュアップ、添削、Web出願、全てに対応し、推薦入試を通して保護者様とお子様の橋渡しをいたします。

もちろん合格に導くことから逆算してですが。

 

というわけで、大学受験生向けAO・推薦入試対策始めます!

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