高校総体も終わり、先週から高校1年生の問い合わせが増えています。
問い合わせ内容の多くは“数学”。
某高校では数Ⅰの計算範囲は春休みの宿題。学校は論理と集合からスタートしたとのことだったので非常に心配していたんですが、悪い予感は的中したようです。
数学は中学校と高校内容のレベルの差が大きい教科です。
早い段階でつまずいてしまうと、取り返すのに時間がかかり、現在進行形の授業の理解も下がります。
中学校ですと「夏休み」という長期の休暇中に取り戻す時間を確保できますが、高校では夏期補習が実施されるところが多く、内容も復習ではなく教科書が進んでいくため、苦手な単元が置き去りにされるというケースを多く見かけます。
学校進度や学校の宿題に追われるようになると、それをこなすだけで精一杯となり目標や計画を見失うことにつながります。
学校の宿題をこなすのも一生懸命だと思いますが、それだけではその一生懸命が報われる可能性は相当低いと感じます。
部活や通学に時間をとられる生徒こそ早めに対策をしないと、これから学習時間が大きく変わることありません。
ちょっときつくても予習型にサイクルをかえること。
リスタートは早い方が良い。