定期試験対策!そしてサイクルへ!

W杯決定後のインタビューで本田選手が、これから世界と戦うには“個の力”が必要だと言われてました。
この“個の力”というもの、自分で決断し実行し…その結果に責任を取るということだと私は考えます。

さて、中学校・高校の期末試験。早い生徒は18日から試験が始まるようです。

私立・公立、小中高が入り混じった当校では、先日中間テストが終わったかと思ったら、次は期末テスト。
全てのテストが終了するころには、もう夏休みに向けてということになることでしょう。

いやはや一学期は早いですね。

早い生徒は残り約2週間。各校からテスト範囲が提示され始めました。

定期試験対策などという表題を付けましたが、当校の定期試験対策はいたってシンプルです。
テスト範囲に書かれていることを100%にする。それだけです。

実は、それだけが難しかったりするのですが。

以下の手順、全て主語は生徒。生徒の入校からの時期・現状に応じてフォローし、最終的には一人でできるように導きます。

①テスト範囲を元に各教科にかかる時間を計算する
②①で算出した時間をテストまでの日数で割る
③②の数字を元にテストまでの計画(時間帯)を設定する
④どの日に、どの教科の、どの教材(内容)をやるかを設定する
⑤進捗状況を見ながら微調整を行う

最初からできる子は少ないですが、何度も何度もテストのたびに計画し実行し“結果を出す”ことでサイクルを定着させていくことができます。ご自宅でもできることなので、お子様がいらっしゃる方は是非やってほしい5STEPです。

定期試験で点数の取れない理由のほとんどは、テスト範囲が正確に“できる”ようになっていないからです。
ただ一生懸命頑張るではなく、結果を出すから逆算して、計画を立て、今やらなければいけないことをやる。

トータルでかかる時間や範囲もわかっていないのに結果を出せる…そういう子も稀にいることは否定しませんが、手順がわかっていない中途半端な天才ほどスランプに陥りやすく“もろい”ということも付け加えておきます。

最後に結果を出すのは自分自身。

学校がー、塾がー、家がー、部活がー、環境がー。

人間みな同じではないので、その環境や能力・現状に様々な違いがあります。
しかしそこで「できない理由」を考えるのではなく「できる方法」を考えること。これが大事なのではないでしょうか?

自分で決断し実行し…その結果に責任を取る。本気で取り組めば、結果が〇でも×でも次への過程になります。

短期的にはテストの結果。

長期的には社会で生きぬける“個の力”。

どちらも大事です。

その両方を達成するために当校は試験対策を実施しています。

不安定な世の中ですから結果を出すことはもちろんですが、定期試験を通じて「結果につながるサイクル」を育みたいと考えます。

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